山小屋デッキ増設

日本全国 猛暑icon01icon01日の連続。 近くの岐阜県多治見市が、一番暑かったところ と、よくニュースで出るが、多治見はそんなに暑いところなのか?face08

大阪でも36度、37度とか記録しているらしい。

しかし、おかげで今年は暑さ知らず。 もっとも、直射日光icon01の元ではそれなりに暑いが、日陰に入ればすぐ汗icon10がひく。 下界とは10度近く気温が低いだろう。 特に夜icon12は・・・

犬のごんたも今年は夏バテもせず、すこぶる元気。icon22 毎年夏はバテて食欲不振になるが、今年は元気そのもの。

しかし、その分 冬が怖い。 何とか本格的な冬icon04になる前に脱出しなくては・・・


話は変わるが、ここで唯一の足、車icon17が壊れた。 先月くらいから、時々水温計がやたらはねあがる。 それに、そうなって止めた時、何か焦げ臭い。

ボンネットを開けて注意深く見てもみると、ラジエーター上部付近からボコボコと泡が・・・face10

水漏れicon11です。 しばらく放置して冷ましてから水補給。 2L強入りました。 ということは、半分以上漏れてました。face07 そりゃあ水温計がやたらはねあがるはずだわ。

ま、14年目、13万km弱走行の中古だから、あちこちガタがきても仕方ない。 見てくれはきれいなんだけどね。 なにしろ昨年ネットオークションで6万円で買った車icon17だし・・・

 

で、車屋さんに見てもらったが、ラジエーター交換しないとダメface10 と言われたので、ネットオークションで探してかなり割安のものをGET!(車屋さんでの価格1万8千円を送料込み1万2500円) むろん新品です。

車屋さんに直送してもらい、本日修理完了! しかし、修理工賃などで合計3万数千円の痛い出費。 ただでさえ苦しい家計なのに・・・face07


ところで、今 山小屋icon25のデッキ増設をしています。 むろんDIY。 自分でやります。

2ヶ月前 飯島の材木屋さんから「今度 伊那でかなり大規模のリフォームをやるので、廃材がいっぱい出るけど要る?」と連絡をもらったので、即 「要りますぅ~ ください」face05とお返事。

以前から山小屋icon25の前側部分にデッキを増設したかった。 元々 当初は前側にデッキを作って階段で出入りするはずでした。 が、本業不振で中止したまま、ずーっと現在に至っている。

1ヶ月半ほど前に、その廃材を1度見に行ったけど、かなりの量。 とりあえず半日ほど釘抜き作業をして、その一部を頂いてきたが、とてもじゃないが運びきれません。 まあ全部は要りませんが・・・

 で、半月前にわざわざ運んで頂いた。 感謝!感謝!
 

 これが今回の計画図面。 デッキ増設および倉庫新設&階段 計画。
 まあ 図面は職業柄お手のものですが、作業は大変。face10
 

 とりあえず仮横梁を取り付けて、今一度 柱位置や高さなどの実地測量。
 
 
 その後、柱を規定長さに切断し、プレーナーで表面をちょい削り、お色直し
 

 そして、水平位置、鉛直を測りながら仮柱立て。 
 

ということで、まだ仮組みですが、メイン柱と梁が完成。icon22 この建前に延べ3日間かかりました。

はぁ~ しかし、これだけでもかなり疲れました。face10 1日中作業するのが辛く、午後4時前には作業切り上げ。 やはり体力も気力も落ちてicon15ます。  


Posted by 燐寸. at 2010年08月22日00:02

帰省

さて、お盆の帰省で今ごろはのicon17icon18icon20の中、という人も多いかもしれない。

今年も1000円高速でicon17で帰省される人も多く、高速道路はかなり渋滞しそうです。 渋滞、満員で疲れないよう、気をつけてお帰りください。

ところで、帰省の際、皆さんはどういう言い方をしますか?

以前 ニュースでこんな表現を見たことがあります。

「オリンピック代表○○選手 帰鹿」

「帰鹿」って? と 頭の中がしばらく???face06となったが、ニュースの中身はといえば、鹿児島出身の北京オリンピック代表選手がゴールデンウィークに里帰りした、という内容。 鹿児島に帰る」を略して「帰鹿」と書くらしい。

しかし 私がよく行く長野で、「帰長」なんて文字は見たことがない。 他の県はどうなのだろう? 鹿児島のお隣、東国原知事で知名度急上昇中の宮崎はどうだろうか?

「鹿児島の『鹿』を『宮』に変えて、『帰宮(きぐう)』と言います。 ただし、正式な表現ではありません」と、宮崎市観光協会。

おっ、宮崎でも使うらしい。 では お次は北陸、石川県。 金沢出身の知人に聞いてみた。 金沢なら「帰金」なのかな?(それはないだろうface10)

「そう言えば父が日記なんかに、『帰沢』って書いてたな」という。

これは、「きたく」ではなく「きさわ」と読むらしい。 その他 全国を調べてみると、次の3つのパターンがあることが分かった。face01

1つ目は、鹿児島のように「帰」+「最初の一文字」と書くパターン。 帰札(札幌)、帰仙(仙台)、帰福(福井)、帰宮(宮崎)など。

2つ目は、「帰」+「最後の一文字」というパターンで、帰沢(金沢)、帰阪(大阪)、帰京(東京)など。 そういえば、私も今まで何も気にしないで「帰阪」と使っていたな。

そして3つ目は、「帰」+「昔の名前」というパターン。 帰洛(京都)などである。 いずれも会話では使わず(使う場合もある)、書くときに使うのが本筋。 しかし、読み方がはっきりしない場合もあるようです。face06

一方、稚内、一ノ関(岩手)、福島、名古屋の知人達からは「そんな表現はない」という。 土地土地によって、使われていたり、使われていなかったりするようです。

「帰」の文字に自分の故郷の一文字を付ければ出来る簡単な表現なので、最近はブログなんかで造語として使っている人も多いみたいです。 あなたの田舎は「帰○?」

さて、ここでひとつ応用編。 それはお客さんを迎える時の表現。

以前、金沢在住の知人から「来沢お待ちしております」というメールが来た。 そう、「帰」を「来」に変えれば、その土地に来る、という表現になるのです。icon22 来札(札幌)、来宮(宮崎)など。

遠くまではるばるようこそ、という感じがチョットいいのだが、この表現には全国に2カ所だけ例外がある。 さあ、どこだろう?

それは東京と京都。 それぞれ「上京」、「上洛」となる。 この2つは辞書にも載っている正式な言葉で、歴史の重みがある。 それぞれ過去の都、および政策上の中心地だった名残である。

尚、列車の場合でも、東京方面へ行くのが「のぼり」、反対に 離れていくのが「くだり」と言う。

田舎から都会に行く人を「おのぼりさん」と言うのも、これに由来している。 ちょっと上から目線の偏見があるな・・・face09  


Posted by 燐寸. at 2010年08月12日17:43

線香

もうすぐお盆。 日本人の民族大移動といわれる、帰省icon17シーズンでもありますね。

お墓参りに行く方も多いと思います。 お墓参りに欠かせないものといえば、お花とお線香。

日本では、お墓や仏壇にお供えとして、線香を燻らせることは欠かせません。

いつからこういう習慣が根付いたのか? 一般に用いられるようになったのは江戸時代以降 とされています。

日本に伝来した時期ははっきりしていませんが、聖徳太子の時代、推古天皇3(595)年 淡路島に香木「沈香」が漂着したと日本書紀に書かれています。

その後、各種の香木が中国から入ってきましたが、聖武天皇の時代、東大寺正倉院に納められた有名な香木「蘭奢待(らんじゃたい)」もそのひとつです。

そもそも、お線香を燻らせることは「仏様のお食事」や「自分の身を清める」という意味がありますが、「香りと煙を通じて仏様とお話をする」face02という大切な意味合いがあるのだそう。

尚、お供えする線香の本数は、一般的には1~2本ですが、各宗派で異なります。

浄土宗、臨済宗、曹洞宗、日蓮宗は1本で、天台宗と真言宗は3本です。 香炉に立てるときは、まとめないで1本ずつたてます。

真宗大谷派と浄土真宗本願寺派は線香を立てず、線香を適当な長さに折って火をつけ、香炉に横に寝かせます。

ただ、正式には上記の通りですが、一般家庭ではあまり厳密に区別されていません。

現在 線香の生産は、全国生産の約70%のシェアface08を淡路島の一宮地区で占めています。 また 淡路島は国生みの神話が残っていることでも有名です。

伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冊尊(いざなみのみこと)は天津神より「天の沼矛(ぬほこ)」を授かり、

「この漂っている国土をあるべき姿に整え、固めなさい」という命を受け、「おのころ島」(現在の淡路島)という一つの島ができたと言われています。


線香は、香木や香料に松脂(まつやに)などの糊や染料を加えて練ったものです。
主な原料には、次のようなものがあります。

[白檀(びゃくだん)]
インド、東南アジアなどで産出する常緑樹で、特にインド南部産のものが良質で老山(ろうざん)白檀と呼ばれています。

木材そのものが香るため、仏像、数珠、扇子などにも使われます。 「栴檀(せんだん)は双葉より芳し」の栴檀は、この白檀のことです。

[沈香(じんこう)]
東南アジアに産出するジンチョウゲ科の樹木内に、長い年月を経て樹脂が蓄積したものです。 水に沈むので沈香といわれます。

[伽羅(きゃら)]
沈香の最上の種類。 ベトナムの限られたところから産出され、古くから品位の高い最上の香りと珍重されています。

そのほかの原料としては、椨(たぶ)、丁子(ちょうじ)、桂皮(けいひ)、大茴香(だいういきょう)などがあります。


お盆は線香を燻らせ、香りと煙を通じて仏様とゆっくりお話ををしましょう。face02  


Posted by 燐寸. at 2010年08月04日01:52